中居のかけ算

2011年3月7日
もう、いまさらなことばっかり最近書いていますが、私が住んでいるのは日本のはずなのに・・。


ま、いいや。
ようやく「中居のかけ算」を見ることができました。
プロデューサー気質な中居さんが大好物の私にとっては、リーダー対談と同じくらい楽しみだった「プロデューサー対談!」
ブログをたどっても、結構リーダー対談をレポしてたり感想言ったりしてたところが多かったけど、最初の方のはあんまり内容が分からなかったんだよね。


 甥っ子が、「みんなやってるからかっこいい」といったことの感覚が分からない、という話。
分からない、で終わるんじゃなくて
 みんながやらないからかっこいいという自分とどっちが正しいのか、と違和感の正体を探ろうとする。
 女の子が言う「みんな」は一人だ。
 自信が無いから「みんな」という後ろ盾がほしいのだ。
という話に広がっていくところなんか、ぞくぞくした。

 やっぱり売れっ子をつくるプロデューサーって、理論あるよね。売れたから理論を活かせるというところが、「運」なんだろうけど。
 その理論を語ることが3人で心地よさそう、つまりは話が通じる相手同士だったというところが痺れる。
 
 ナチュラル志向というか、自然体、個性の尊重なんて言葉が飛び交い、そんな時代の象徴ともいえるのが、ほかでもないスマの「世界に一つだけの花」大ヒットだと思う。
 もちろん、みんなちがってみんないい(@金子みすず)わけだし、それを否定する気はないのだけど、私が好きなのはそれと間逆の中居さんなんだよねー。

 16の頃からキャラをつくり、つかんでもいい嘘をつき、テレビカメラが回っているうちは素を見せないと言い切った中居さん。
 中居ファンが「中居さんを直接知っているわけでもなく、テレビを見ているだけの人からですら身長が170なんて絶対嘘165すらない、などと言っているのを聞くと、ああ中居さんの策略にはまっているなと思う」と言っていたのをみて、なるほどなーと思ったことがある。
 特に身長ネタはネットでは大盛り上がりする話題だけど、個人的には実は170センチある、と言うことより、「キャラ設定を考えていた」と言う事実に痺れるわけで。それがすべて正しいことだったかは別問題。
 そんな細かいところまでいちいち考えていたんじゃ、そりゃ、吐くわ。
 30くらいまで、「また吐くぞ!」と5TLで歌われてたわけだもんね。

 去年か一昨年だったか、ごろちゃんが中居さんに対して「完ぺき主義だったけどいい感じに力が抜けてきた」と表現してたインタがあった。 
 中居さんを嫌いな人が「手を抜いている」とか「やる気が無い」とか言っているのを、そんなこと無いよーとずっとこっそり思っていたが、デビュー20周年を迎えようというときになって、ようやく完璧主義から肩の力が抜け出たとメンバーに言われるような人が、テレビを通しては「だらだら手を抜いている」ように見えてたって、実はすごいことだよね。
 楽な仕事でうらやましい、って思われたいってずいぶん若いときのドル誌で言ってたもんなー中居さん。
  
 最近仕事人な中居さんがたくさん見れてうれしいよ!!
 もし今後かけ算やるのなら、今度は芥川賞とかとった作家さん呼んでほしい!読書家な中居さんを、ぜひ堪能したいな!
 

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