「葉桜～」を読んだ

歌野晶午さんの「葉桜の季節に君を想うということ」読みました。

ある箇所で、何も知らずにここを中居さんが読んでいたのかと思うと、ちょっとおかしかった（笑）。
どんな気分だったのかな？「大物だから来ない」とか言われて（笑）。


前に歌野さんの小説を映像化するなら何かで中居さんかかわって欲しいなと思っていたけど、この小説だけは絶対に映像化は無理ですね。
小説の展開を読めないということは、私にとってぜんぜん珍しいことではないのですが、初めてですよ。
登場人物全員にだまされたって言う経験は。
誰一人として見破れませんでした。


最後のほうで、怒涛のネタ晴らし。
読み進めるたびに「え？え？ええええーーー！？？」って感じ。
これって、去年のＭ－１のパンクブーブーのネタみたい。
間違ったことは最初から言ってない。こっちが勝手に解釈してただけ。
あー、でもちょっと主人公に対しては最初違和感はあったの。
中居さんが演じれるかな、とか思いながら見ていたんだけど、その判断がつかなかったから。でもすぐ忘れちゃってた。
しかし、驚いた。
これは、人に勧めたくなる。
私自身も、最後まで読んでから、もう一度読み返したもん。
そして、ネタばれせずにこの本の紹介をした中居さんの気持ちも良く分かる。
この展開を思いついたとき、そして小説を書いている最中や発売後の反応、作者はどれだけワクワクしたんだろう。
そのワクワクを少しでも味わいたいから、ネタばれはしないで私も衝撃だけお伝えしました。


ところで、この本のタイトルをネットで検索したんだけど、「歌野晶午」で検索したあとに続いた検索用語が「葉桜～」と「世界～」だった。
単に歌野さんの代表作だから？
それとも私みたいに中居さんから影響受けた人がこれで検索したとか？
後者と思ってちょっとうれしがってる私は、相当小さいことで幸せになれるみたいです。